組合について

かぐらばやし協同組合とは

地域のサービス向上に取り組む 介護サービス事業者の組合です

平成12 年に施行された介護保険制度は、全26 種類54 サービスが提供され、 サービス提供者だけでなく、介護を利用する者にとっても複雑でとても分かりにくい 制度となっています。幾度となく繰り返された改正は、とりわけ民間事業者にとって 継続運営に不安を抱かせ、利用者に対して安心・安定した良質で行き届いたサービス を提供することが難しい状況も否定できません。

今後、ますます重要とされる介護事業は、制度下において職員の離職など人材不足 の問題が表面化しております。介護サービスを安心して受けていただくためには職員 の定着は勿論のこと、利用者目線での対応など人材の育成も重要な課題として受け止め 日々考えさせられているのが現状です。

そこで、介護保険法を順守し利用者や家族から選ばれる質の高い介護サービスの 提供を目指し、令和元年より同じ志を持つ事業者が集まり、協働を目途とした団体の 設立準備に入りました。

古来より言い伝えの言葉である『かぐら（神樂）：神座( かむくら) における所作( しょさ) 全般』と『はやし（囃子）：祭場で神の来臨を乞い、土地・人の繁栄を祝う文句を、 太鼓をたたきながら唱和すること』を起源に、地域に根差した所作を「みんな」で 支え合い、社会・福祉活動を行うことを目途とした《かぐらばやし協同組合》が、　 令和2 年1 0 月に認可を得て活動を開始いたしました。

超高齢化社会へ移行し続ける現状において、一人でも多くの利用者が「お囃子」 を体験できるように福祉社会を支える人材の教育、質の高いサービスと豊富な知識 と技術などを一貫して《かぐらばやし協同組合》で勉強し続けていきたいと考えてお ります。 　まだまだ始まったばかりですが、組合員みんなで意見を共有しながら、より一層誇れ る「所作」を目指して協働する所存です。

組合の理念

【みんなで支え合う介護】　　―笑顔が生まれる介護―

　利用者だけでなく、その家族や介護サービスを提供する事業所の職員は当然のこと、 介護に携わる全ての人のことです。 　当組合では、利用者様の暮らしの安心だけではなく、みんなが笑顔になれるサービ スを提供することを志します。

組合の概要